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ほんとにあった怖い話ー健康な子宮を全摘? [Novel]

私は1954年、四人兄弟の末っ子として、栃木県のK市に生を享けた。父はN生命の支部長として、関東地方の町々を数年おきに転勤していた。K市には、私が生まれた年から4年ばかり住んでいた。父は私が小学校に入学する年に、神奈川県のF市に家を建て引っ越したので、以来私は、高校を卒業するまでそこで過ごすことになる。しかし、兄姉たちは、父の転勤に従って、数年おきに転校していたそうだ。
母は私を産むとすぐ、子宮がんの手術を受け、子宮を全摘した。恐らく、出産後の検診でがんが発見されたのだろう。その後、母は10年、20年の間、がんの再発・転移に怯えながら暮らした。私が小学校1年生くらいの時、母が海辺の病院へ検査を受けに行くのについて行ったことがあるが、思えばあれもがんの検査だったのだろう。
私の子どもの頃、父と母の仲は必ずしもいいようには思えなかった。仮面夫婦というほどではないにしろ、どこかよそよそしさがあった。40過ぎて私をつくったはずなのに、そんなふうにはとても思えなかった。私は小学生の頃まで、両親と同じ部屋に寝ていたが、いつも私がふたりの真ん中になって川の字を描いた。今思うと、母は子宮を失うことによって、女であることを捨てたのかもしれなかった。
幸い母はがんの転移もなく、88歳で天寿を全うした。父が他界して3年後のことだった。

上の姉は、縁あってK市の高校の同級生と結婚したが、10年あまりでその夫を脳腫瘍で亡くした。以後、姉はK市を離れ、女手ひとつでふたりの子どもを育てた。
その姉が、夫の法事で久しぶりにK市を訪れたとき、高校の同級生に会う機会があった。そして、彼女とお茶を飲みながら、母の死の話になった。
「実はあの頃、○病院は経営難で、やたらと手術をしまくっているという噂がたっていたのよ。特に産婦人科はひどかったそうよ」
旧友がそう言ったそうだ。前述したように、うちは4年でK市から引っ越していたので、誰もそんな噂を耳にする機会がなかったのだ。ちなみに○病院は、今も地域の総合病院としてK市に存在している。
もしその噂通りだったとしたら、可能性はいくつか考えられる。母は本当に全摘を必要とする子宮がんだった。母は確かに子宮がんだったが、全摘する必要はなかった。母は子宮筋腫とかほかの病気だったが、子宮を全摘された。母は健康なのに子宮を全摘された。
その後、再発・転移もなく天寿を全うしたという事実に照らして、二番目以降の可能性が高いと思う。私は、必要もない手術を受けて母が子宮を全摘されたのではないかと疑っている。
今だったら、社会的に大問題になるようなスキャンダルだ。被害者が何人いたのか、今となっては知りようもないが、被害者たちは数千万から億単位の損害賠償を受けていたかもしれず、○病院は経営破綻していたことだろう。しかし、半世紀以上前のことなので、当時のカルテが残っているはずもなく、犯罪行為は闇に葬り去られてしまった。
そのせいで、母は女であることを捨て、父との関係にもひびが入り、何年も間、がんの影に怯えて暮らすことになったのだ。
ついでにいえば、私は子どもの頃から神経が過敏で、幼稚園で場面緘黙症だったのをはじめ、不安障害、強迫神経症、自律神経失調症…と、様々な症状に苦しめられてきたが、その原点は、生後間もなく、母から強制的に引き離された不安と恐怖にあったのではないかと考えている。
それにつけても、世の中は悪事に満ちあふれており、それが暴かれるのはほんの氷山の一角に過ぎないのかもしれない。そう思うと、つくづくこの世が恐ろしくなってくる。
(この物語はノンフィクションであり、登場する団体・人物等はすべて実在のものです)

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民進党の処方箋ー参院民進+衆院無所属+まともな希望=「保守党」で自民支持層を取り込め [Politics]

「わたしも民主党は解体すればいいと思っていたし、リベラルが結集する党ができればいいと思っていました。毎回鼻をつまみながら民進党に投票することもあったけど、立憲民主党が出来たことで、本当に喜んで投票した。」(LITERA 12.16)この室井佑月氏の発言は、去る参院選で立憲民主党に投票した多くの人々の思いを代弁するものだろう。民進党(民主党)は、いってみれば頭や手足が3つくらいあるアメーバのような、それぞれが勝手気ままに動こうとして身動きできないグロテスクな動物のようなものだった。私もこのブログで7月下旬以来、「民進党は解党し、党内リベラル派は社・自とともに市民主体の市民新党結成を!」等と何回か訴えてきたが、それが立憲民主党というかたちで第一歩を踏み出し、きっちりとした結果を出せたことを喜んでいる。
しかし、旧民進党や民主党に対するようなこうしたもどかしさを感じてきたのは、民進党を支持してきたリベラル層に特有なものではないと思う。毎回自民党に投票している保守層も同じだろう。第2次アベ政権の発足以来、「腐っても自民党」と思い投票してきた人々も、政権が長期化するにしたがい、特に年初以来のモリカケ騒動を経て、前回の総選挙では鼻をつまみながら自民党に投票した人も少なくないのではなかろうか。「ほかに適当な政党がないから」という理由で。
21世紀に入って顕著に進行してきた国民の政党離れ、棄権行動の理由はいくつかあり、このブログでも指摘したように、そのいちばんの理由は民意を反映しない小選挙区制にあると思うが、そのほかにも、民主党→民進党がリベラル派の有権者の思いから遊離すると同時に、自民党がこの国では常に多数派を占める穏健な保守層の思いから遊離して、極右へと変質したこともあるだろう。そのことは、世論調査で「自民党」が打ち出す個々の政策にはほとんど反対が多数を占めるのに、支持政党では相変わらず「自民党」が第一党を占めているねじれた現実が証明している。

今、民進党が揺れている。立憲民主党という核分裂を起こしてますます身動きがままならない状態に陥っているようだ。今の民進党はもはや私のテリトリー外なので、Twitterでつぶやく程度にしてきたが、あまりに歯がゆいのでひとこと言わせてもらう。処方箋は簡単だ。参院民進党と衆院の民進系無所属、それに隠れアベ派を除いた旧民進系希望の党が一緒になって、中道保守政党を結成すればいいだけの話である。結集軸は平和(憲法)を守る、脱原発、極端な経済格差の是正等、改憲右派勢力を除いた旧来の自民党的政策を掲げればよい。
つまり、立憲民主党がリベラル勢力の結集軸となることに成功したように、新「保守党」は旧来の自民党支持層の結集軸となるのである。この国にはリベラルな国民が常に2割弱は存在する。一方、どんなことがあっても変わらぬ保守層はその倍の4割ほどいる。その4割ほどは自民党を一貫して支持し続けてきたのだが、アベ政権で自民党が極右政権に変質してしまったから、今新しい保守政党を結成すれば、それは4割の保守層の潜在的な受け皿になる可能性を持っているということだ。
そして、この「保守党」がリベラルの立憲民主党はもちろん、左翼の共産党まで含む野党共闘を組んでたたかえば、現行の小選挙区比例代表並立制の選挙制度でも、アベ「自民党」に圧勝できる勝算が生まれてくる。
繰り返しになるが、この国の国民は徹頭徹尾保守的である。左翼の革命・変革へのアレルギーはもちろん、本来なら極右の革新も嫌い、漸進的な社会の変化と平和な生活を好む。しかし、左へのアレルギーは強いのに対して、右に対しては免疫ができているのか、それほど抵抗感がないため、保守の看板を掲げたまま、実質的に極右政策を実行しても気づかないことが多いのだ。
だから、今民進党が中心になって新党を結成し、「われこそは保守本流、自民党の嫡子です」と叫べば、アベの化けの皮を剥がし極右の正体を丸裸にすることができるし、野党共闘でモリカケ、スパコン、リニア等、アベの腐敗ぶりを追及すれば、案外あっさりとアベを退陣に追い込むことができるかもしれない。
しっかりしろ! 民進党。その奇っ怪なアメーバの着ぐるみから出てきて、保守という二本足でしっかりと立ち上がれ!

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NHK受信料合憲判決ーテレビを捨てよう(途上国へ送ろう)! [etc.]

NHK受信料支払い義務を巡る裁判で、最高裁がNHKの主張をほぼそのまま認める判決を下した。裁判でNHK側は「時の政府や政権におもねることなく不偏不党を貫き、視聴率にとらわれない放送をするには、安定財源を確保する受信料制度が不可欠だ」と主張したが、アベ政権以降、NHKが実質的にAbesamaTVになっている現状を見ると、この判決がNHKが本来あるべきそのような姿勢を取り戻すとはとうてい考えられず、予想されるのは、この判決を盾にとって支払い率100%を目指し、ますまず強引な取り立てに邁進するだろう姿である。

テレビの歴史と受信料支払い拒否
そもそも放送法が制定されたのは1950年、NHKがテレビ放送を開始したのが1953年だ。同年には日本テレビ、55年のTBSと、東京オリンピックの64年まで民放各局も相次いで放送を開始するが、テレビ草創期にNHKは、ニュース・報道番組はもとより、「七人の刑事」「若い季節」といったドラマ、「ジェスチャー」や「夢であいましょう」などの娯楽番組等、上質な国民的人気を誇る番組を数々提供し、テレビを買う=NHKを見るという図式が成立したため、テレビ購入が受信料支払いを意味することに、国民=消費者は大きな違和感を抱くことはなかっただろう。
しかし、民放各局も「ザ・ヒットパレード」「シャボン玉ホリデー」等、高い視聴率を稼ぐ人気番組を生み出すようになり、次第に「テレビを買う=NHKを見る」という図式は崩れていく。かてて加えて、60年代後半には一世を風靡したグループサウンズブームに対して、当時の前田義徳会長は長髪を理由に出演を認めず、一番人気だったザ・タイガースはついに解散するまで紅白歌合戦に出場することがなかった。NHKの放送姿勢への疑義が呈されるようになったのも、この頃からである。朝日新聞記者だった本多勝一は、NHK受信料支払い拒否を提唱した最初のひとりである。当時(1970年前半)この運動に共鳴した私は、実家の玄関に「NHK受信料支払い拒否」と手書きしたプレートを貼りだしたところ、職員が徴収に来なくなったのを覚えている。

情報・エンタメはネットで足りる
NHK受信料支払いを拒否している人の論拠は主にふたつだ。
ひとつは今の放送法に位置づけられるNHKのあり方と受信料制度そのものへの疑問である。
そしてもうひとつは、アベ政権になって顕著になった政権のNHK私物化、「中立性」の毀損への反発である。
しかし、そのアベの息のかかった最高裁でNHK受信料徴収の合法化が認められた以上、今後、支払い拒否運動は成り立たない。受信料を払いたくない人は、テレビを捨てるしかない。
しかし、幸い今は、テレビがなくてもネット経由で見たいドラマ・映画・スポーツ・ニュース・エンタメ等、何でも見られる時代だ。無料でもその欲求をかなりの程度満たしてくれる。例えば、テレビの連続ドラマ等はTverで放送翌日から1週間、無料で見ることができる。その他、主な無料配信サービスとしては、民放系のテレ朝キャッチアップ、日テレ無料TADA!by日テレオンデマンド、TBSFREE、フジテレビプラスセブンや、「新しい地図」で注目されたAbemaTVなどがある。パソコンやスマホでは画面に迫力がないというのであれば、2万円台で30型以上のディスプレーが手に入るので、それにつなげればいい。
つまり、インターネット時代の現在、紙の新聞をいちいち購入しなくてもネット配信の無料記事で世界中のニュースが収集できるように、テレビなどという機械がなくても、見たい映像・情報はいくらでも入手可能なのだ。わざわざめったに見ないNHKに受信料を払ってAbesamaTVの運営を支える必要は全くない。

テレビを捨てずにリサイクル、NGOを通して途上国に送ることも
ただし、まだ映るテレビをゴミとして捨ててしまうのももったいない。また、捨てるのにも金がかかる。リサイクル料金が1,836円から2,916円かかるうえに500円~3,000円の搬出料金がかかる。そこで一石二鳥の名案として提案したいのが、そのテレビを途上国のテレビを必要としている人々に送ることだ。たとえば、ワールドギフト(world--gift.com/)という団体では2,400円から3,900円でテレビを引き取り、途上国へ送ってくれる。また、発売から5年以内・壊れていない・一人で持てる大きさの場合、NPO法人もったいないジャパン(http://mottainai-japan.com/)へ送料自己負担で送れば、それを必要としている国内外の福祉団体や個人等に寄贈してくれる。
今回の最高裁判決は、白黒をつける意味で正解だったかもしれない。もし、被告有利の判決が出ていたら、NHKは経営戦略を練り直し、受信料義務化=税金化の道を選択するようになったかもしれない。そうなれば、テレビを(NHKをではなしに)見る見ないにかかわらず、納税者は強制的に受信料を支払うことになったかもしれない。しかし、今回の判決は、テレビを見ない=受信料を払わない選択の余地を残してくれた。ある意味、とても有り難い判決だ。さあ、みなさん。テレビを捨てよう! 途上国へ送ろう! NHK受信料、クソ食らえ!

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冬の珍客 ハジロコチドリ [from Okayama]

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後楽園近くの旭川で、見慣れぬ小鳥を目にした。近くで10羽くらい群れで飛んでいるのも目撃した。一部はカラスに追いかけられていた。
帰って調べたところ、ハジロハチドリというチドリ科の渡り鳥で、日本へは旅鳥または冬鳥として渡来するがまれであるそうだ。北極圏から南へ渡る途中で立ち寄ったものらしい。

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最近ダウンロードしたアルバム(5)ーピアノとベースの共演 [Jazz]

3.jpgEDWARD SIMON, SCOTT COLLEY, BRIAN BLADE STEEL HOUSE ★★★★☆ Edward Simon は1969年ベネズエラ出身のピアニスト。1989年に渡米後、テレンス・ブランチャードのバンド等で活躍した。ベースのScott CollleyとドラムのBrian Bladeとのトリオは、サックスのDavid Binneyを加えて2001年から活動しており、息のあった演奏を聴かせてくれる。このアルバムで、Edward Simonはアコースティック・ピアノのほかにも、エレクトリック・ピアノやキーボードの演奏も聞かれ、また2曲目には女性のボイスも混じるが、基本はアコースティックなピアノトリオの演奏。

1.jpgThomas Fonnesbaek & Justin Kauflin FONNESBAEK & KAUFLIN SYNESTHESIA ★★★★★ ベーシストThomas FonnesbaekとピアニストJustin Kauflin のデュオアルバム。スウェーデンで録音。Thomas Fonnesbaekは1977年生まれで、ニールス・ペデスセンに師事したデンマーク出身のベーシスト。Justin Kauflinは1986年生まれのアメリカのピアニストで、11歳の時、病気で視力を失っている。Thomas Fonnesbaekのピアノは繊細でいて力強く、70年代のキース・ジャレットを彷彿させるところがある。一方、Thomas Fonnesbaekのベースもピアノとの対話を楽しむかのように、単なる伴奏楽器の範疇を超えて、時に主旋律を力強く奏で、対等のパフォーマンスを聴かせる。とてもスリリングであるとともに、イマジネーションに富んだ作品だ。

5.jpgROSS McHENRY TRIO THE OUTSIDERS ★★★★☆ オーストラリアのベーシストRoss McHenryのリーダーアルバム。同じくオーストラリア出身のピアニストMatthew SheensとニュージーランドのドラマーMyele Manzanzaとのトリオによる演奏。エレクトリックベースとアコースティックピアノによる斬新なトリオの演奏が秀逸。10年以上前、一度だけオーストラリアのミュージシャンによるジャズを聴いたとことがあるが、たまたまかどうか、その時とは隔世の感がする良質なアルバムだ。

2.jpgANDRÉ MANOUKIAN APATRIDE ★★★★☆ André Manoukianはリヨン生まれのアルメニア系フランス人で、今年60歳のピアニスト。20歳でボストンのバークリー音楽院に学んだが、ジャズにとどまらず、あらゆる分野の多彩な音楽活動にたずさわってきた。このジャズアルバムでは祖父母の国アルメニアを思わせるオリエンタルな曲調の演奏が目立つ。実際、イラン、トルコ、シリアのミュージシャンが参加しているようだ。彼のルーツを探す音楽的探求の旅ともいえよう。

4.jpgKINGA GŁYK DREAM ★★★★★ Kinga Głykはポーランドの新進気鋭の20歳の女性エレクトリックベーシスト。ジャコ・パストリアスやエリック・クラプトンの曲をソロで引くYouTubeがアップされ、とりわけ後者は2千万ビューを記録している。本アルバムでもジャコのTeen TownとクラプトンのTears in Heavenをカバーしているが、その他の曲はすべて彼女のオリジナル。フュージョンアルバムながら、アコースティック・ピアノを用いている。ベースを前面に出した曲もあるが、他の曲も含めてどれも早弾きを誇示するようなものはなく、凄いベースを肩肘張らずにごく普通に弾いている。参加メンバーはHutchinson(ds)、Tim Garland(ss, ts)、Nitai Hershkovits(p)。
(これらのアルバムは、最近Apple Musicを通してダウンロードしたアルバムを紹介しています。)

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最近ダウンロードしたアルバム(4)ー回想・1970年代 [Jazz]

2.jpg大野俊三 フォルター・アウト ★★★★☆ レコード・ショップ Universoundsの尾川雄介氏監修により1960年代後半~1970年代前半の名盤、菊地雅章のマトリックス、峰厚介のダグリとともに初CD化。1972年録音。大野俊三、当時23歳の初リーダー作。幻の名盤といわれたマトリックスは、私の気に入った曲は半分、ダグリはコルトレーンというよりも、当時絶頂を極めていたマッコイ・タイナーのコンボ(私はツボにはまったが)の焼き直し感が痛すぎて、ダウンロードには至らず。だが、どれも当時のJジャズのクオリティーの高さを物語っている。唯一ダウンロードした本作の大野俊三は、収録後、アート・ブレイキーに誘われて渡米、ギル・エバンスのビッグバンドに参加するなどして、グラミー賞受賞作にトランペッターとして2度も参加することになるが、実力派トランペッターの片鱗をすでに感じさせる。そのプレイは正確でありながらエモーショナルであり、当時のフレディ・ハバードやウディ・ショーを彷彿させる。ピアノ・エレクトリックピアノの益田幹夫、ベースの古野光昭と、70~80年代に活躍したミュージシャンのサポートも光る。最近、「これがジャズだ!」と言って中学生に往復ビンタを食らわせた浪花節トランペッターがいたが、フォルター・アウトこそ「これがジャズだ!」と誰をも納得させてくれる作品だろう。

3.jpgAzar Lawrence Bridge Into The New Age ★★★★☆ Azar Lawrenceといえば、上でも触れたマッコイ・タイナーのコンボに1973年から参加し、パワフルなテナー、ソプラノサックスを吹いていたが、本作はちょうどその時期に当たる1974年の録音。1曲を除いて自身のオリジナル曲。トランペットのWoody Shawとバイブの Woody Murray、それにボイスのJean Carnが演奏にバリエーションを加えている。70年代前半のジャズの熱気がむんむん伝わってくる1作。

1.jpgHERMETO PASCOAL  VIAJANDO COM O SOM ★★★★☆ HERMETO PASCOALの1976年の未発表音源。サンパウロのスタジオで録音。HERMETO PASCOAL は1936年生まれのブラジルのミュージシャン。作曲家、アレンジャーであるとともに、ピアノ、フルート、サックス、ギター等を演奏するマルチプレーヤーだ。渡米時にはマイルス・デイビスとも交流し、1970年のLive-Evilの録音に参加し、楽曲を1曲提供、2曲の演奏にドラム、ピアノ、ボーカルで参加している。本作ではHermeto Pascoalはエレクトリックピアノとフルート、ボイスを担当しているほか、8人のブラジル人ミュージシャンが参加している。26分以上に及ぶ4曲目のCasinha Pequeninaの演奏は圧巻!

4.jpgWILL SESSIONS KINDRED LIVE ★★★★☆ デトロイトのファンク・バンドWILL SESSIONSが70年代のマイルス・デイビスのBitches Brew、Black Satin 、What I Say、Weather ReportのRiver Peopleなどを当時の熱気そのままに忠実に再現したライブ演奏。なかでも2曲目のBitches Brewがいい。ゲストにキーボードのAmp Fiddlerが参加。

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奥出雲・紅葉絶景 [Photograph]

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鬼の舌震・恋の吊橋から


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櫻井家


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絲原家

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完全比例代表制なら自民155議席の衝撃!ー多数決の横暴・小選挙区制の廃止を! [Politics]

前回ブログ(理想の民主的な選挙制度は)で予告した通り、今回総選挙の比例代表政党別得票率をもとに、500議席の衆議院に完全比例代表制(全国区250、地方区250)を適用したらどんな議席配分になるかを計算してみた(四捨五入を基本とし、1.0議席以下でも繰り上げて1議席とした。カッコ内赤字は実際の議席数)

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自民激減、他党は軒並み議席増。地方政党やマイノリティ政党登場の余地も
ご覧のように自民党は大幅に議席を減らし、全議席の3分の1を確保するのがやっと。その分、立憲民主党以下すべての党が議席を大幅に増やし、少数政党ほどその増え幅は大きくなる。今回、全国区と地方区の各党議席数がほとんど同じになったのは、完全比例代表制の特色をうまく利用しようという政党が当然ながらなかったからに過ぎない。それでも、各ブロックで1名当選者が出るかどうかの維新は、近畿ブロックだけは7議席を獲得している。また、北海道の地方政党・新党大地も、北海道ブロックで1議席を得た。もし、特色ある本格的な地方政党が登場すれば、地方によっては違った様相が出現する可能性がある。また、例えばベーシックインカム党とかLGBT党といったような少数者・少数意見を代表する政党が結成されれば、全国区で議席を獲得する可能性もある。

勝つための離合集散から政策中心の連立政権へ
比例代表制では小党分立になって政権が安定しない、政情不安定になるという意見があるが、日本の政治を振り返れば、安定政権が続いていたのはむしろ55年体制下の中選挙区制の方であったし、反対に小選挙区制が導入されてからは1年ごとに首相の顔が変わるという不安定な状態が続いてきた。その一方で、「強いリーダーシップ」と「安定した政治」を掲げて登場した安倍政権は、数の論理を振りかざして強権化、独裁化傾向を強めるという民主政治そのものの否定につながりかねない深刻な弊害をもたらしてきた。
いずれにせよ、今回の選挙結果に基づいたシミュレーションでも、自民党は相対的第1党に過ぎなくなり、連立政権が避けられない。その際、従来通りの自公政権で臨むのか? 憲法改正や防衛力強化を目指すなら、同じ指向の希望(希望は今後、解党を含めどうなるか分からないので、とりあえず従来の政策主張を今後も継承していくものと仮定)、維新と連立を組むのが妥当だろう。
公明党は細川連立政権への参画以来、民主党政権を除いて一貫して与党の側にあったが、それは選挙において自民に恩を売り、与党の甘い汁にありつくという魂胆以上に、戦前に治安維持法で弾圧を受けたトラウマから、万一に備えて安全な与党に留まっていたいという本能がはたらいてのことだったと思う。ある意味、少数政党の悲劇といえなくもない。それでも、今回は比例で議席を減らしたが、完全比例代表制だったら63議席を獲得できる。ならば、少数政党として与党のコバンザメになるしか選択肢がないわけではなかろう。本来の中道派宗教政党として、平和と福祉政策を追求した方が、学会員の結束を強化することができる。だいいち、完全比例代表制になれば、学会票で小選挙区を勝ち抜くという自民党の戦略そのものが雲散霧消するので、自民党の方から公明党に引導を渡される可能性が強い。
同様に、オリーブの木構想を含む野党共闘の必要性もなくなる。野党共闘もしょせんは選挙に勝つための方便という性格は拭いがたい。また、旧民進党内には共産党との共闘を嫌う勢力も根強く、共闘のネックになってきた。しかし、完全比例代表制の下では、より政策議論を中心にした共闘関係が模索されることになるだろう。55年体制化では社共共闘と社公民路線の対立や共産党の民主連合政府構想など、実現性は乏しくとも政策を軸とした政権構想が語られてきたが、今後はいくつかの党が共通政策綱領で一致してイタリアのような本物のオリーブの木を結成して政権交代を有権者に問うことも可能になるだろう。逆に、前回も述べたように、数合わせのおかしな連立政権を樹立して政権運営が迷走すれば、次の選挙で有権者から痛いしっぺい返しを受けることになるだろう。

今こそ小選挙区制の是非を議論すべき時

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(毎日新聞から引用)

すでに小選挙区制が導入されてから20年以上経過する。この間、投票率が低下の一途をたどってきた理由は様々あげられようが、上の図のように、小選挙区制の導入が民意と議席数の乖離を招き有権者の失望や諦念、不信や無関心を招いてきたことは否定しがたい。小選挙区制下で比較的投票率が高かったのは、2005年の郵政選挙(小泉劇場)と2009年の民主党への政権交代が現実味を帯びたときだけである。
定着した小選挙区制を今更変えることを躊躇する声もあるが、細川連立政権で小選挙区制導入に大きな役割を果たした田中秀征氏は、小選挙区制導入は誤りだったとはっきり認めている。
そもそもこの制度は、55年体制下で自民党長期政権を許してきた反省から、アメリカ型の2大政党制をめざして導入されたものだった。しかし、世界を見回してみても、小選挙区制を導入している国は少数派で、ヨーロッパの民主主義国を中心に、圧倒的多数の国で比例代表制が実施されている。
アメリカでこの制度が定着してきたには訳がある。つまり、戦後の米ソ冷戦構造の下では、自由主義陣営の総本山であるアメリカで、共産党はもちろん、社会民主主義政党が一定の勢力を議会に占めることは許容しがたいことだった。そのため、保守の共和党とリベラルの民主党が議席を分け合う小選挙区制が、反共国家の宿命として受容されてきたに過ぎない。その小選挙区制の本家でさえ、昨年の大統領選では、保守に代わって移民排斥を唱える極右派が大統領候補となり当選し、一方の民主党も民主社会主義者を名乗る候補が最後まで大統領候補を争った。いや、そもそもオバマ大統領の2期8年の期間に、保守・リベラルの2大政党制という建て前は崩れ去り、民主党も共和党も1%のウォール街金融資本を代弁する勢力になりはて、それに不満を抱く99%の国民の不満を代弁する形で、トランプやサンダースが登場することになったのだ。

小選挙区制は究極の多数決原理、比例代表制は少数意見も尊重する民主的システム
前回も述べたように、小選挙区制はAかBかの二者択一を有権者に迫り、最終的に多数決の原理で多数派のみすべてを独占する極めて非民主的なシステムだ。投票者のたった3分の1の票を集めた第1党が6割以上の議席を占めるシステムが、今日のアベ独裁を生み出し、やりたい放題の狼藉を許し、森友疑獄加計疑獄で刑事責任が問われないどころか、長期政権にあぐらをかくことまで許している諸悪の根源だといっても過言でないほどだ。もしこれが完全比例代表制のもとでの選挙なら、アベ独裁の悪夢など絶対に起こりえなかったであろうし、今回の選挙でも、たとえ自民党が第1党になろうとも、アベ退陣は免れなかったであろうことだけは確かだ。
1970年代に自民党内から小選挙区制導入が語られ始めたときから、終始一貫してそれに反対してきたのが日本共産党だった。だが今日、その共産党でさえ、小選挙区制の廃止をなぜか語らない。第1党以外の第2党以下すべての党に不利にはたらくこの制度は、自民党以外のすべての政党が珍しく一致して廃止でまとまれる課題ではないのか?
改憲議論よりまず小選挙区制廃止・完全比例代表制の導入議論が優先課題だ。アベ一強体制がそれに取り合わなければ、立憲民主党や共産党が一大国民運動を起こして、例えば2千万人署名運動を展開したらどうだ。
アベ独裁を倒すだけでなく、今後、そのような制度を悪用した政治家や勢力の芽を摘み、この国に真に民主的な政治制度を確立するためにも、まず第1に着手すべき課題が、小選挙区制廃止・完全比例代表制の導入だと思う。

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理想の民主的な選挙制度は [Politics]

世論調査で、自民党が支持率より不支持率の方が上回り、「安倍政権が続いて欲しい」より「続いて欲しくない」が上回る状況の中でも、自民党は300議席獲得を視野に収めているという。どうしてこんな不条理が起こりうるのかといえば、いうまでもなく小選挙区制の弊害である。2014年の前回総選挙の結果を見ても、得票率33.11%の自民党が全議席の6割以上を獲得した。これを完全比例代表制と考え議席配分をすると、自民党の獲得議席はその半分ほどの157議席に過ぎず、他の党はあまねく議席を増やすことになる。とりわけ得票率が少ない政党ほど大幅に議席数が増え、共産党は21から54へと倍増以上、各2議席だった次世代の党、社民党、生活の党はそれぞれ12、11、9議席を得ることになる。
そこで、実現可能性は現状ではゼロに等しいが、理想の民主的な選挙制度を考えてみた。

完全比例代表制、全国区と12ブロックの地方区で議席を2分
まず、衆議院の定数は500人、参議院は300人とする。国会議員は国民を代表して国民のために働くものだから、全国一律の比例代表制でもいいように思うが、例えば沖縄問題をはじめ、各地域・地方特有の問題も少なくないだろうから、現行の小選挙区制やかつての中選挙区制は論外としても、衆議院の11比例区に、地域の特殊性を勘案して沖縄特別区(定数衆院6、参院4)を設けた12地方区を設ける。
そして、衆参それぞれ全国区と地方区を半数ずつに配分する。地方区は完全に有権者数に応じた議席配分とする。そうすると、戦後一貫して問題となってきた「一票の格差問題」が一気に解消する。
有権者は1人3票を行使する。1票は全国区の候補者の中からいちばん議員になってほしい候補者を選ぶ。2票目は自分の地方区の候補者の中からいちばん議員になってほしい候補者を選ぶ。そして、3票目はいちばん政権を担ってほしいと思う政党を選ぶ。
全国区は総投票数の中から各政党の得票率に応じて議席を配分する。1人分の得票に満たなかった政党は議席を獲得できない。地方区の場合、各地方区ごとの総投票数の中から、各政党の得票率に応じて議席を配分する。当選者は、全国区とそれぞれの地方区で各党ごとに多くの票を得た順番とする。
そうすると、例えば日本維新の会のように近畿地方を地盤とするローカル政党的な政党は、全国区では議席を獲得できなくても、地方区で一定の議席を得ることが予想される。一方、例えばLGBTの人権擁護を訴えるような政党は、全国区で一定の票を得て議席を獲得することが期待されよう。このように、ローカル政党やマイノリティの権利を主張する政党も議席を得ることができるだろう。

供託金の廃止で文字通り誰でも立候補できる制度へ
各候補者に課せられている法外な供託金制度は廃止する。その代わり、政党登録制度を設けて、例えば登録金として100万円を収めなければ選挙に参加できなくするとよい。原則的に政党選挙なので無所属候補は立候補できないが、候補者本人を政党と見立てて、100万円を収めて立候補できる道を残してもよい。肝心なのは、例えば日本にベーシックインカムを実現しようとする人たちが10人集まってベーシックインカム党を設立した場合、各人が10万円ずつを持ち寄るもよし、クラウドファンディング等によって資金を募るもよし、お金のない人でも政党を結成して選挙に出ることができるようにすることである。クラウドファンディング等によって、登録金以外にも選挙資金を個人寄付に頼って集める文化が定着するとよい。団体献金や政党交付金は禁止・廃止する。

小党乱立は民主主義を活性化
価値観が多様化した現在、こうした制度下では1党で単独過半数を占めることは至難の業となろう。いきおい連立政権が常態化する。政情が不安定になるという指摘もあるだろうが、今日の一強政治の弊害に比べればはるかにましだ。それに、現制度では政権獲得のための政党の離合集散・政界再編や議席増を狙った連合(オリーブの木)など数合わせが目的化しているが、多党制の元ではより政策議論中心の政党間の駆け引きが活発化するだろう。選挙後には様々な連立交渉がなされるだろうが、あまりに民意とかけ離れた連立政権が成立しておかしな政策を実行すれば、必ず次の選挙でしっぺい返しを受けることになるだろう。また、ある連立政権では、小政党が参加してマイノリティの権利擁護の政策を実現する道が開かれることもあるだろう。
冷戦時代だったらともかく、社会的な利害関係が入り乱れている現状では、与野党問わず、政策ごとに様々な賛否のパターンが成り立ちうるので、小党乱立の連立政権だからといって、必ずしも政権運営が滞るとは限らない。むしろ党派の垣根を越えた身のある議論が期待されよう。

議員報酬は全国民の平均収入に
定数を衆院500、参院300としたのは、議員報酬をその時々の全国民の平均収入にスライドさせることを前提としてのことだ。より多様なマイノリティの利害を反映させるためには、議員定数は多い方がいい。その代わり、議員は決して美味しい職業であってはならない。強い志を持った人だけが立候補できるような裏付けが必要だ。その代わり、落選後、または議員引退後の原職復帰や就業支援制度を整備することも必要となろう。

選挙は平日に、「選挙の日」は休日に
投票率を上げる方策として、韓国の例に倣って、現行の日曜日の投票日を平日にずらし、その日を「選挙の日」として休日とする。オーストラリアの例に倣って選挙に行かないと罰金を取る方策もありうるだろうが、棄権する権利もあると思うので、強制には反対だ。しかし、「選挙の日」となれば、大多数の人が選挙に行くだろうし、誰・どこに投票するかも今よりよく考えるようになることも期待される。同時に、政治タブーの文化が変化して、職場や家庭で政治の話が当たり前に話されるようになることも期待できよう。

*22日の選挙結果を受けて、もし上述したような選挙制度で選挙が行われたら、各党の議席配分はどうなったか、シミュレーションしてみようと思っている。

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最近ダウンロードしたアルバム(3)ー実りの秋 [Jazz]

b.jpgKamasi Washington Harmony of Defference★★★★★  アメリカの若手サックスプレーヤーKamasi Washingtonの新譜。Desire, Humility, Knowledge, Perspective, Integrity, Truthというタイトルのついた6曲からなる組曲で、各曲親しみやすいテーマのもとにアドリブが展開されていく。とりわけ最後の13分に及ぶTruthは最初のDesireのテーマに戻るが、途中から対位法的にKnowledgeのテーマがストリングスと混声コーラスで加わり、そこへKamasiのアドリブプレーが重なり、感動的な盛り上がりを見せてラストへと至る。Kamasiのサックスはコルトレーンにも通じる精神性を感じさせる。32分の短いアルバムだが、内容は大作と呼ぶに値する。

a.jpgTalibam!, Ron Stabinsky & Matt Nelson HARD VIBE★★★★★  ドラムのKevin Shea とキーボードのMatt MottelのユニットTalibam!にオルガンのRon Stabinskyとテナーサックスの Matt Nelsonが加わった演奏。2曲39分の演奏だが、キーボードの転調を繰り返す単純なテーマが通奏低音を奏でる中、Matt Nelsonのテナーがほぼ全編ハードなインプロビゼーションを繰り広げる息もつかせぬ展開に圧倒される。蛇足ながら、サルバドール・ダリの絵画か60年代後半のサイケデリックアートを彷彿させるジャケットデザインもいい。

c.jpgSimon Phillips Protocol 4★★★★★  上原ひろみのユニットですっかりお馴染みのドラマーSimon Phillipsのリーダーアルバム。ロック出身の彼も今年還暦。しかし、ハードロックのギタリストGreg Howeと、ベネズエラ出身のキーボード奏者Otmaro Ruiz との共演により、ハードで密度の濃いフュージョンミュージックを聞かせてくれ、飽きがこない。

d.jpgDima Bondarev Quintet I'm Wondering★★★★☆ ウクライナのドネツィク出身のトランペッターDima Bondarevのクインテットによるアルバム。彼はドイツのJazz Institut Berlinで学び、イギリスに移住。ドラムのJesus Vegaはアメリカ、ベースのMax Muchaはポーランド、ピアノのLudwig Hornungはドイツ、ギターのIgor Osypovはイギリスという文字通り多国籍バンド。90年代のニュー・メインストリームジャズを彷彿させる正統派ジャズの良質なサウンドが楽しめる。

e.jpgAndreas Herrmann The Child In Me★★★★☆ ドイツのピアニストAndreas Herrmannのギターを含むカルテットの演奏。パット・メセニー+ブラッド・メルドー・トリオの演奏に通じる清涼感がある。それも青少年期をテーマにした全編Herrmannによるオリジナル曲の賜物か。

f.jpgFABRICE ALLEMAN & CHAMBER ORCHESTRA UDIVERSE★★★★☆ テナー、アルト、ソプラノサックスにフルート、クラリネットまで吹くマルチリード奏者で、ジャズ、ロック、ファンクまでこなすベルギーのミュージシャンFabrice Alleman
が、ストリングスをはじめとしたオーケストラをバックに自らのカルテットで心地よいソプラノサックスの演奏を聴かせてくれる。サックスの中でもソプラノの音色を好む私にとっては、疲れた夜、酒を友にリラックスして聴きたくなるアルバム。

g.jpgWilliam Evans Donat Fisch Bänz Oester Jorge Rossy Andy Scherrer Schlitten★★★★☆ 情報が乏しく、演奏メンバーがWilliam Evans – piano、Donat Fisch – alto and tenor saxophone、Andy Scherrer – tenor saxophone、Bänz Oester – upright bass、Jorge Rossy – drumsということと、2015年にイギリスでレコーディングされたらしいこと以外は分からない。正統派ジャズのスタンダード集。しっとりとした演奏は秋の夜長に最適。
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