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刮目すべきはベースの森田悠介-桑原あいトリオ・プロジェクト [Jazz]

4535926004567.jpg弱冠20歳のピアニスト、桑原あい。ミシェル・ペトルチアーニ、エスビョルン・スヴェンソン、そして上原ひろみを彷彿とさせながらも、瑞々しい感性と確かなテクニックに裏づけされたアグレッシヴで独創的な世界を表現。また全て桑原が書き下ろすオリジナル楽曲は、自由で情緒的、時にはアヴァンギャルドな、今までのジャズ・ピアノ・トリオの枠には収まらない楽曲が並ぶ。共同プロデューサーとして名を連ねるベーシストの森田悠介は、エレキ・ベースのイマジネーション豊かに超絶テクニックで縦横無尽に弾き倒す!
というコピーを見、デモを聴いて「なるほど」と期待を抱きながらも、どうしても連想してしまったのは森田真奈美。デビュー作のColorsでHiromiの後継者か!?と期待したものの、次作でがっかりさせられ、さらには報道ステーションのオープニングテーマI amのパクリ疑惑(http://www.dailymotion.com/video/x9dwed_yyy-yyyyy-pv_fun)で完全に興味を失った。
それでも桑原あいなる新人のデビュー作(from here to there)は一聴に価すると思ってタワレコに予約しておいたのだが、やっと昨日届いた。そして何度か聴いてみたが、期待したほどの感動は来なかった。しかし、確かに20歳にしてはなかなかの才能。ピアノテクニックだけでなく、コンポジション、アレンジメントの実力もなかなか。思ったほどHiromi的でないことが、かえってオリジナリティを感じさせる。(思えばManami Moritaの1stアルバムに欺されたのも、それがあまりにHiromi的だった故かもしれない。)
しかし、それだけだったら私はわざわざこのブログのJazzカテゴリーで取り上げない。ここで取り上げるのは、原則として私が魂を揺さぶられるほど感動した作品である。じゃ、何に感動したかというと、彼女のコ・プロデューサーであるエレクトリックベース担当の森田悠介(24歳)のベーステクニックにである。寡聞にして、私は彼ほどのテクニシャンを日本人エレベプレーヤーに知らない。全曲にわたり彼の果たしている役割が大きい。「引き立て役」としての範疇をはみ出している。
だから私は、桑原あい個人というよりも、「桑原あいトリオ・プロジェクト」という、実質的に桑原あいと森田悠介からなるこのコンボに、今後も注目していきたい。
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