So-net無料ブログ作成

誰でも手に入る合法ドラッグをご存じですか? [Anti-psychotropic drugs]

覚醒剤のような違法ドラッグでもなく、MDMAのような脱法ドラッグとか脱法ハーブなんかでもない、誰でも合法的に手に入れることのできるドラッグがあることをご存じですか? パキシル、デプロメール、ルボックス、ジェイゾロフト、レクサプロの名前で出回っているSSRI、それにデパス、レキソタン、セニラン、メイラックス、リボトリール、ランドセン、ハルシオン、レンドルミン等々、数え切れないほど種類のあるベンゾジアゼピンというドラッグなどです。
売人は精神科医、心療内科医ですが、内科医や外科医などその他の医師からも入手可能です。しかも、覚醒剤などと比べるととても安い値段で買えます。欲しければ、精神科心療内科の病医院へ行って、「最近、気分が塞ぎがちなんです。」「時々、死にたくなるんです。」「夜、眠れないんです。」などと訴えれば、簡単に売ってくれる。いろんな症状をたくさん並べて深刻そうな顔をすれば、それだけ多種多様なヤクを惜しげもなく売ってくれる。そんな勇気のない人は、内科など行きつけの医者で遠慮がちに、「最近ちょっと憂鬱で。」とか「眠れない。」と言っても、最低1種類のヤクは売ってくれるでしょう。
ちょっと待った-それって詐欺とか偽計に当たるんじゃない、などと言うことなかれ。売る方の医者が悪いんです。だって、内科へ行って「熱があるんです。のども痛いんです。頭も痛いんです。」と訴えただけで、何もせずに薬を出す医者がいますか? いたらよほどのヤブでしょう。普通は、熱を測り、のどを見て、聴診器で肺や気管支の音を聴いたりするでしょう。場合によってはインフルエンザの検査もします。それから薬を出すでしょう。あるいは胃腸科へ行って「胃が痛いんです。下痢もします。食欲もありません。」と言っただけで、わんさか薬を出す医者がいたら、よほどいい加減な医者でしょう。普通はお腹を触診したり、場合によっては血液検査、胃のレントゲン、胃カメラ検査をするでしょう。それから、適切な薬を処方するでしょう。
ところが、精神科医や心療内科医の多くは、初診患者でも、問診票とかを見て、患者から簡単な話を聞いただけで、普通、わんさか多種多様なヤクを売ってくれるんです。心理テストとか、メンタルチェックとか、じっくり時間をかけたうえで診察し、場合によっては体の病気を疑って検査をすることもない。DSMというアメリカ精神医学会が作っているあんちょこを見て適当に病名をつけて、上述したようなヤクを好みによっていろいろブレンドして出してくれるんです。
でもちょっと待ってくださいよ、それってお薬でしょう。向精神薬と呼ばれている心の病に効くお薬でしょう?-いえいえ、これらのヤクは麻薬及び向精神薬取締法という同じ法律によって管理されている薬物で、ドーパミンとかセロトニンとかノルアドレナリンとかいう神経伝達物質に作用するという麻薬と同じ性質をもっているものです。ですから、気分が塞いでいるときに飲むと気分が晴れたり、不安で気が狂いそうなときに飲むと心が落ち着くし、眠れないときに飲むとぐっすり眠れたりするわけです。
しかし、麻薬でラリったり、被害妄想に駆られて人を傷つけたり、衝動的に自殺したりすることがあるのと全く同じで、例えばSSRIを飲んだ患者が自殺念慮が増して自殺を企図して死んでしまったというような事故がたくさん報告されています。
また、麻薬をやると薬中になってやめられなくなり、警察に捕まっても、出てくるとまたやってしまうように、これらのヤクも強い依存性があり、とくにベンゾジアゼピンはヘロインをも上回る依存性があると言われているんです。ヘロインといえば、昔、ジャズプレーヤーの間で大流行し、天才チャーリー・パーカーはそれで夭逝し、帝王マイルス・デイビスはそれから足を洗うために1ヶ月も小屋に籠もって地獄の苦しみを味わったと言われています。このヤクが、日本では年間18億錠(2007年)と世界でも群をぬいて大量に出回っているんです。
しかも、いちばんの問題は、覚醒剤などの麻薬は本人が快楽を求めて、あるいは苦痛からの逃避をもとめてという場合もあるでしょうが、いずれにせよ自ら、あるいはそれと知りつつ摂取するのに対して、これら合法ドラッグは、精神的に病的な状態にある人が、健康な状態になりたいと願って行った医療機関で、意図せずに薬中にさせられるという点です。その際、医師はこうした薬のもつ危険性については一切説明しないのがふつうです。そりゃそうでしょう。「この薬を飲むと死にたくなるかもしれません」とか、「1ヶ月以上飲み続けると、ヘロインみたいに中毒になってやめられなくなります」などと言われて、それでも飲みますという患者は、そうたくさんはいないでしょう。
私がこの罠にはまることとなった心療内科のクリニックのホームページには、未だに「以前は薬の依存症があらわれることがあり ましたが、今の薬はほとんどみられません。よくなれば徐々に減量していって最後には薬がいらなくなります。」(さいたま市浦和区Oクリニック)などと嘘八百を並べ立てています。
さらに深刻なのは、これらの薬を処方された患者は、自分が薬中になっていることにすら気づかずに、「なかなか症状がよくならない」と勘違いして、医者に言われるまま薬を飲み続けるのです。また、ベンゾジアゼピンの場合、耐性が生じ、つまりヤクが聞かなくなって、より多くの薬物を必要とすることになるのです。患者の中には、完全にひどい薬中状態になって、医療機関をはしごして大量の薬物を服用するケースも見られます。
そして、長期服用しているうちに、多くの患者は「これはおかしい。自分は薬物依存症?」と気づき、ネットなどで調べてそうだと知ることになりますが、いざやめようとしても、ヘロインをやめるより大変なんです。しかも、違法ドラッグを抜くためにサポートしてくれる施設はありますが、この合法ドラッグを抜くためにサポートしてくれる専門施設は日本中にたった1ヵ所しかないのです。だから、断薬しようと思った患者は、自己流でやるか、アシュトンマニュアルという手引きを参考にして一人で試みるか、せいぜい協力的な医師の力を借りて断薬を試みるしかないのですが、その医師さえ断薬のための豊富な知識を持ち合わせていません。
ですから、私のように断薬に失敗して一生、ヤクの奴隷になるしかないかと諦めるか、運よく断薬に成功しても、禁断症状のために何年も苦しみ続け、完全にもとの健康な体を取り戻すのは難しいとさえ言われています。
こんなめちゃくちゃなことがまかり通っているのが、今の日本の精神医療の実態のほんの一断面です。製薬業界を筆頭に、医者・学会、お役所(厚労省)等からなる精神医療ムラは、3.11以前の原子力ムラのような強力な権力を持っています。正面からたたかいを挑んだら、ひとたまりもなく捻り潰されてしまうでしょう。
そこで私は、被害者によるささやかなたたかいの第一歩として、ベンゾジアゼピン系薬物の使用制限を厚労省に求める以下のような署名活動をしようと準備を始めました。被害者のみなさん、そのご家族、それからこの問題に関心を寄せられる一人でも多くの方々のご協力をお願いいたします。
*要望事項はあくまで被害者のあらん限りの思いであり、私自身、すべて実現するどころか、ひとつさえ実現するにはそうとうの時間を要すると思っています。しかし、最初の声を上げない限り、永遠にそのひとつさえ実現することはないでしょう。
要望書(原案)

1.ベンゾジアゼピン系向精神薬・睡眠薬の継続投与の禁止
①厚労省はベンゾジアゼピン系をはじめとする依存性の強い抗不安薬・睡眠薬等の薬物の1ヶ月以上にわたる継続投与を禁止するよう、医療機関に強力な通達と指導を行うこと。
②①にもかかわらわず、それらの薬剤を継続投与することによって患者が被ることになりかねないリスクよりも、明白に患者の治療にプラスになるという客観的な事情なしに、1ヶ月以上投与を続けた医師に対しては、罰則規定を含む強制的な対処が可能となるような法改正を図ること。2.減薬・断薬治療
①すでに1ヶ月以上にわたり1.①の薬剤を継続投与されたために薬物依存に陥った患者へは、医師が責任を持って専門的知識を動員して減薬・断薬治療を行うことを義務化するよう、通達・指導すること。
②①にもかかわらず、離脱症状のために減薬・断薬が果たせない患者に対して、国は希望する患者の断薬をサポートするために、専門知識を備えた医師、臨床心理士等を配置した専門機関を、少なくとも各都道府県に1ヵ所以上設置し、無料で患者を受け入れ、入院または通院治療を行うこと。
3.補償
①現在までに1ヵ月以上の1.①の薬剤投与によって薬物依存症に陥った患者を、国は薬物依存症被害者として認定すること。
②認定被害者に対しては、治療費・薬剤費・入院費等一切の医療費を無料化すること。
③認定被害者に対しては、本来の症状によるもの以上の、または適切な治療を受けていれば早期に治癒していた蓋然性に照らした、1.①の薬物によって受けた精神的・肉体的・経済的損害を賠償すること。
4.精神医療改革
国・厚労省は、精神科医・心療内科医をはじめとする医師、関連学会、製薬業界、研究者ら、薬物依存被害を招いた日本の薬物療法中心の精神医療を抜本的に見直し、精神療法中心の精神医療への変革を図るべく、医療報酬体系の見直しを含む制度改革のための組織を立ち上げ、そこに3.①の認定被害者を含む患者代表を複数加えて、当事者の意見を謙虚に聞いて施策に反映させること。

nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 1

あ

MDMAは脱法ではなく違法薬物として規制されています。もう少し勉強しましょう。
by (2017-05-28 17:23) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0