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個人を「家」に従属させる戸籍制度の廃止を! [etc.]

時代遅れで差別の象徴
無戸籍者問題、婚外子問題、同性婚や夫婦別姓問題、はたまた蓮舫氏の国籍問題等、戸籍に関わる問題が時々にクローズアップされるが、なぜか戸籍制度そのものが問題視されることはほとんどない。
古代中国に始まった戸籍制度は、かつて東北アジアの国々で一般的に見られたが、韓国が「父系血統主義に立脚した正当な理由なき性差別の制度」との最高裁判決に基づき2008年に廃止された(北朝鮮は朝鮮民主主義人民共和国建国時に廃止)のをはじめ、台湾も実質的に形骸化、現在、戸籍制度が残るのは中国と日本だけである。(中国では戸籍制度をめぐって様々な議論がある。)
日本では古代律令制国家で中国にならい戸籍制度が取り入れられたが、封建制時代を通して定着することはなかった。現代の戸籍制度につながるのは、1871年に制定された戸籍法だ。安倍晋三を戴く極右勢力が明治回帰を主張することからも明らかなように、戸籍制度とは個人を「戸」、つまり「家」単位で括って国民を管理する制度にほかならない。戦後、「戸主」は廃止されたがそれは「筆頭者」という形で形式的に残されている。戦前の大家族主義は戦後、夫婦を基本単位として結婚による配偶者の入籍と新戸籍の編制という形に変わったが、それは戦前の「分家」と基本的に変わらない。
また、戦前の戸籍法では身分欄があり部落差別の根拠となったように、戸籍制度は身分差別とも分かちがたく結びついている制度だ。そもそも身分制度が廃止された明治以降も身分差別が温存されたのは、ひとえに戸籍=出身地による地域差別に形を変えてそれが残存したからにほかならない。

家族主義の復活を許さず〈個〉の確立のために
東アジア各国で、上述したように21世紀に入って戸籍制度が廃止されたり見直されたりするなか、なぜか日本だけは戸籍制度そのものを問う議論がほとんど聞かれない。そして、日本では戸籍制度は全く形骸化もしていない。部落差別を助長しない観点から、入社時などに戸籍謄本の提出を求めることは基本的になくなったが、パスポートの発給申請、離婚届・転籍届・養子縁組届・認知届を他の市区町村にするとき、相続人(被相続人)になったとき、家事手続の審判(成年後見制度、氏名・性別の変更など)を受けるとき、生命保険金を請求するときなどのほか、公営住宅入居時や奨学金申請時など家族関係の証明が必要なときなど、戸籍謄抄本が必要なことは人生の様々な場面に発生する。
だから戸籍制度は必要なのだという声が逆にあるかもしれないが、たとえば韓国では、戸籍制度が廃止された後、従来からあった住民登録制度(住民登録票)以外に、家族関係登録簿というものがつくられ、基本証明書・家族関係証明書・婚姻関係証明書が戸籍謄抄本に代わる証明書類として発行されるようになった。あくまで個人を基本単位とした民主的なシステムである。
「家族は助け合わなければならない」という家族主義の改憲をめざす安倍晋三を戴く極右勢力が台頭するなか、個人の自由と主体性、人権を基本とする真の民主主義をめざす市民は、今こそ前時代的で差別主義と家族主義を本質とする戸籍制度の廃止を掲げ、リベラルな政党はそれを政策目標として掲げるべきだと強く思う。

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最近ダウンロードしたアルバム(2) [Jazz]

B.jpgEkkehard Wölk Trio Another Kind of Faith★★★★☆ Ekkehard Wölkは1967年生まれのドイツ人。幼い頃からピアノを始め、バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、ドビュッシー等クラシックを学び、ハンブルグ大学、フンボルト大学で音楽学を学んだという経歴の持ち主。フルートやクラリネット、チェロを加えたこのアルバムも、バッハをはじめクラシックの香り立つ演奏が全編に溢れている。クラシックの曲をジャズにアレンジした演奏は昔からあるが、クラシックの要素を取り入れたオリジナル曲を演奏するジャズミュージシャンは珍しい。

C.jpgGerald Beckett Oblivion★★★★☆ ジャズフルーティストGerald Beckett のスタンダード集。彼はアルトサックスからフルートに転校した後、サンフランシスコ音楽院でクラシックの基礎を学んだという。コンボとしての演奏は凡庸だが、スタンダード曲をフルートでアレンジした新鮮さがある。とりわけ、オープニングのマイルスの名曲So Whatは秀逸。

E.jpgSimon Millerd Lessons and Fairytales★★★★★ アメリカのトランペッターSimon MillerdによるドイツのPablo Held Trioとの共演。他にギターやテナーサックス、バスクラリネット、ボイスが加わる。全編SimonのオリジナルによるECM的なヨーロッパジャズの色彩濃い演奏に貫かれている。

D.jpg松本圭司 STARGAZER★★★★☆ T-SQUAREでキーボードを担当していた松本圭司のリーダーアルバム。典型的な日本のフュージョンミュージックだが、アコースティックなサウンドを前面に出しており、またSTARGAZERのタイトル通り12星座をイメージして作られた曲が心地よく響く。

A.jpgADAM at × PHONO TONES Dr. Jekyll - EP★★★★☆ キーボーディストADAM atとPHONO TONESとのコラボアルバム。分かりやすいジャパニーズフュージョン。後半2曲で聞かれるPHONO TONESのPedal Steelの音色が印象に残る。

F.jpgJemal Ramirez African Skies★★★★☆ ドラマーJemal Ramirezのリーダーアルバム。典型的なメインストリームジャズがCD2枚分、118分続くが、セクステットのメンバーのうち、バイブのWarren Wolf, Jr. の演奏がとりわけ光っていて、このアルバムによいアクセントを与えている。

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北海道避暑生活 [Photograph]

元々自律神経が弱くて夏が苦手な上に、向精神薬によって夏の活動範囲が著しく狭められた私は、猛暑が予想された今年、念願の北海道避暑生活を実現した。7月上旬から約2ヶ月、パラダイスな日々を過ごせた。ありがとう、北海道!

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藻岩山・夕景夜景


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旭山動物園


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